感動した本
グリム 作 フェリクス・ホフマン 絵
長いこと語り継がれてきた民話や昔話を絵本にするのは、画家にとって本当に大変な仕事だと思います。
お話の筋をなぞるだけ、表面をぺろんとなめただけの子どもをなめてるような絵本も多いなかで、お話しを包む空気や匂いもが隅々にまで満ちていて、奥深い民話の世界を体験できる絵本は貴重です。
ホフマンは、馴染み深いグリム竜話を何冊も絵本にして残していますが、それらはみんな愛する家族のために描かれたものでした。
この『おおかみと七ひきのこやぎ』は、はしかにかかって別室に隔離されていた2歳の娘のために描かれました。